2012年09月29日

読書日記番外編:ウェルスダイナミクスプロファイルテストのレビュー

タイトル:ウェルスダイナミクスプロファイルテスト のレビュー
作者:
出版元:
その他:

あらすじ----------------------------------------------
ウェルスダイナミクスとは、人間の適性を8分類に分け、それを最大限に活かす
事によって豊かに生きようという考え方です。

ウェルスダイナミクスでは、自分の適性がわかるオンラインテストが提供され
ており、今回はこのウェルスダイナミクスプロファイルテストのレビューになります。

プロファイルテストは一般社団法人 日本適性力学協会が提供しています。

感想--------------------------------------------------
レビュープラス様に送付いただきました。
いつもありがとうございます。

今回はウェルスプロファイルテストというテストのレビューです。いつもお世話になっているレビュープラス様から案内いただき参加してみました。適性テストの一つと思っていただければいいかと思います。

ウェルスプロファイルテストとは富を産む際に必要な流れに乗るために、「自分の適正」を知るためのテストです。

ウェルスダイナミクスのホームページに掲載されているスライドショーが非常に分かりやすいのですが、世の中には数多の大金持ちと呼ばれる人々がいますが、彼らの言うことは実に様々で、富を築く上で重視している事柄も人によってまちまちで、時には正反対のことを行っている人たちもいます。
こうした状況の中で必要なことは「自分の適正を知ること」だと言っています。例え正しいことでも、自分の適正にあわないことをしたら結局は失敗するし、富を築くことはできない、ということですね。この理論は非常に分かりやすいです。結局は自分にあったやり方が、最も賢いやり方だ、ということですね。

本テストの受講を開始すると、まず20あまりの簡単な質問に答えることになります。
そしてその質問に答えた後、その答えに従ってあらかじめ用意された8つのプロファイルから自分の適正であるプロファイルが示されます。八つのプロファイルにはクリエイター、スター、サポーターなどと名前がつけられており、富を築く源泉となるものを示してくれます。例えば私のプロファイルである「ロード」は「キャッシュフローから富を得る」。そしてロードの金持ちの例として石油王のロックフェラーやゲッティが挙げられています。他のプロファイルでは、例えば「売買から富を得る」とか「システムから富を得る」といった例がありますね。さらにテストを受講された方には詳細なレポートが送付されてきます。

レポートの中にはさらに詳細なプロファイリンが記述されており、自分の適正を表してくれて、さらに参考とする人にまつわる逸話なども書かれています。私のプロファイル、ロードの場合は、「ロードは最高の分析者です。詳細を調べたり、データをまとめる環境で最高の結果を出します。ロードは裏方に集中する時、最大限に能力を発揮します。」ってな具合です。うーん、この評価は確かに私の自己像とよく一致するように思います。「ロードは慎ましく暮らし、倹約を好みます」ここら辺はよく当たっています。

受講してみての感想ですが、本プロファイルテストは個人で受講するよりも、何人かの集団、例えば会社組織などで受講するのがいいでしょうね。占いなどとは異なり、本プロファイルの結果は個人の資質と言う根拠に基づいて作成されているため、各人のプロファイルを基に組織づくりを進めたりすると、うまくいきそうですね。お互いが補完し合うようなプロファイル同士、お互いが伸ばし合うようなプロファイル同士を組み合わせて組織を作ると、組織が活性化されるかもしれません。

努力しているのに上手く行かないのはなぜか?
多くの人が直面する問いだと思います。「努力の度合いが少ないから」という結論を出しがちですが、自分の特性を知って、努力の正しい方向性を掴み、「正しい方向に努力する」と、案外と上手く育かもしれません。そしてそのための道筋を示してくれるのが本プロファイルと言えるかと思います。自分を知り、正しい適正を知り、正しい成すべきことを見いだす。このプロファイルは、上手く使えば成功への道筋を短くしてくれるいい教材になるのかもしれないと感じました。


総合評価(S・A・B・C・D・Eの6段階評価):A


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2011年03月16日

読書日記261:歴史魂vol2



タイトル:歴史魂 2011年 04月号
出版元:角川GP
その他:

あらすじ----------------------------------------------
特集「真田幸村と四人の勇者」、「土方歳三 最期の戦い」など


感想--------------------------------------------------
レビュープラス様から献本いただきました。いつもありがとうございます。
本冊子、「歴史魂」は以前にも紹介しましたが歴史に関する様々なトピックを取り上げる三ヶ月に一回発行される冊子です。内容は非常に読みやすく、萌えを感じさせるイラストや、ゲームのトピックなどが取り上げられていて、若い人向けの冊子かと思います。

さて創刊第二号の本冊子の特集は「真田幸村と四人の勇者」。…真打ち登場、というところでしょうか。戦国時代を代表する「日の本一の兵」真田幸村の特集です。真田幸村と言うと大阪・夏の陣で三度の突撃により徳川家康の命を脅かした戦いがとても有名ですね。先日、御紹介した「戦国無双3Z」でも主人公的な武将として扱われています。「戦国無双3Z」をオンタイムでプレイしている自分としてはとても嬉しい特集です。

本特集では真田幸村と四人の大阪方の武将(毛利勝永・後藤又兵衛・明石全登・長宗我部盛親)の生涯と大阪 夏の陣での奮戦の様子がイラストを交えて分かり易く説明されています。真田幸村以外の四人はあまりよく知りませんでしたが、本特集では読みやすい上によく説明されていて、とてもよく理解できました。また単純に真田幸村の話だけでなく、大阪の陣での各軍の陣容や時々刻々と移り変わる戦況なども説明されており、読んでいて戦局が良く分かりました。

また本号でも尖った企画・特集が多いですね。「戦国vs三国 禁断の十番勝負」という特集では戦国時代の武将と三国志の武将を比較して優劣を競っています。「織田信長 vs 曹操」とか、「本多忠勝 vs 呂布」、「羽柴の二兵衛 vs 伏龍鳳雛」なんていう比較は、特に私のような「無双」ファンにはとても興味があるのではないでしょうか。

あとは、時代がグッと飛んで新撰組の特集も扱っています。「新撰組十番隊組長始末記」という特集ではあの有名な新撰組の十人の組長のデータや履歴がイラストと共に説明されています。各組長の能力をレーダーチャートで表示したりして、とても面白かったです。(ちなみに武力の最高は言わずもがなの沖田総司です。)

本作、私はぱらぱらとなんとなくページをめくりながら色々な記事に目を通しているのですが、どの記事もとても面白く、「なんとなく」のはずが、読みふけってしまっていることがよくあります。「歴史物」というとどことなく硬いイメージがありますが、本冊子はそれが全くないため、とても入り易い本だと思いました。歴史好きはもちろん、歴史にさほど興味がない人でもすぐに読み始めることが出来そうです。

本冊子、二号目にして既に真打とも言える真田幸村が登場しましたが、次号の特集は誰でしょうね。織田信長、徳川家康、豊臣秀吉、明智光秀……。戦国時代の有名な武将には欠きませんね。次号も大変楽しみにしています。


総合評価(S・A・B・C・D・Eの6段階評価):A


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タグ:歴史魂 書評
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2010年12月18日

読書日記243:歴史魂vol1 byアスキーメディアワークス



タイトル:歴史魂1 2011年 01月号
作者:
出版元:角川GP
その他:

あらすじ----------------------------------------------
超豪華二大付録! その1 CD付録 歴史NEO講談『血風!桶狭間』 銀河万丈/織田信長
超豪華二大付録! その2 別冊付録『REKIDAMAコミック』
巻頭特集 石田三成という生き様 島左近、大谷吉継、義に散った関ヶ原の男たち
小説 信長の茶会 永田ガラ
電撃文庫イラストギャラリー 戦国姫
歴史ゲーム最新情報 戦国ゲームス


感想--------------------------------------------------
レビュープラス様から献本いただきました。いつもありがとうございます。本誌「歴史魂(れきだま)」はアスキーメディアワークスより新しく創刊された歴史に関する雑誌です。次号は2011年3月発売ということですので、三ヶ月に一回発売されるようです。

本誌は「電撃がおくる超娯楽ヒストリーマガジン」ということで、どちらかというと軽いのりの雑誌です。内容も硬軟が混在しており、歴史に関する濃い話から歴史ゲームの話、戦国美女のイラスト、歴史の漫画、歴史小説と多種多様です。「電撃がおくる」ということで、わずかながらのおたくっぽさも感じさせますね。創刊号である今号の特集は「石田三成という生き様」ということで関が原の戦いで西軍を率いた、あの有名な石田三成の話がメインで語られています。創刊号に信長でもなく家康でもなく、石田三成を持ってくる辺りが玄人好みっぽいです。

本作で最も印象に残ったのはやはりこの石田三成の特集です。西軍を率い、悪役としての印象が高い石田三成ですが、本誌を読むとその印象は後世に作られたものであり、本当は政治の才能に優れ、豊臣秀吉に対しても臆することなくずけずけと物を言うことのできる、数少ない人物であったことが伝わってきます。また石田三成の同胞である島左近や大谷吉継などの生き様も描かれており、本誌では西軍側の武将の評価が軒並み高いですね。

また「武将十傑十選」として戦国時代の武将を「精強家臣」とか「一騎当千」とか様々な観点から十人選択している特集も眼を引きます。これも何とはなしに読んでしまいますね。ああなるほど、と思わせる選択になっています。「最強大名」や「忠烈無比」はまだよくて、「悪逆非道」とか「万福僥倖」なんていうのは思わず笑ってしまいます。

さらに付録として銀河万丈さんによる「桶狭間の戦い」に関する講談のCDも付いてたりします。銀河万丈さんの渋い声がいいですね。戦国時代物の講談にはぴったりの声だと思いました。

あと、些細なことなのですが個人的には真・三国無双6の情報が載っていたのがとても嬉しかったです。シリーズ通してのファンなので、次回作を楽しみにしていました。次回作では新勢力「晋」が登場するそうです。三国時代の末期に統一した「晋」。時代設定も三国末期だとすると、三国の主なキャラクターは出てこなさそうですが、どうなのでしょう?とても楽しみにしています。

漫画、イラスト、ゲームといった「電撃」らしい話題をふんだんに散りばめつつも硬派な歴史雑誌としても読めるのが本誌、「歴史魂」かと思います。歴史は好きだけど難解で字ばっかりな読み物はいや、っていう方(どちらかというと軟派な方?)向けかと思いました。…個人的にはこういうタイプの本は、とても好きです。いろいろな特集を軽く読めるので、テーブルの上においておくとちょこちょこ読んで、気が付いたら全部読み終わってたりします。次号の特集は何でしょうね?今から楽しみです。
あと、個人的には「歴史魂」ということなので、日本に限らず、戦国時代に限らず、幅広い歴史を扱って欲しいなあ、なんて思いました。例えば「ローマ帝国」とか…。そんな特集は、また一味違っていて楽しく読めそうです。




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2009年09月09日

読書日記特別号:二年間のベスト10!

おかげさまでこの読書日記も始めてから2年が経ち、回数も150回を超えました。
マイペースではありますがここまで続けられたのも、こんなブログでも読んで下さる方がいらっしゃるからだと思っています。またコメントやトラバをくださった皆様含めて、本当にありがとうございます。今後もマイペースですが読んだ本を紹介していければと思います。

 今回は二年突破記念として、この二年間で紹介した本/マンガ/映画の中から、私の独断と偏見でベスト10を選んでみました。どの作品も作者の思いが込められた素晴らしい作品で、人によっていろいろと意見はあると思いますが、あえて選んでみました。ご参考になればと思います。

では、第十位から!

第10位:チョコレートコスモス(読書日記44)
 恩田陸さんの作品です。ガラスの仮面をモチーフにした作品。恩田陸さんの作品としては終わり方がとてもすっきりしていて、さわやかな読後感の作品でした。描写力は抜群で、読み終わるのが惜しく感じられるました。

第9位:告白(読書日記108)
 言わずと知れた湊かなえさんの本屋大賞受賞作品。次にどうなるのか?と、ぐいぐいと読者を引き込み、最後まで目が離せませんでした。決してハッピーエンドではないのですがこの読者を引きつける構成は非常に魅力的です。今後の作品にも期待です。

第8位:風が強く吹いている(読書日記143)
 三浦しおんさんの駅伝を題材とした青春作品。「半年で箱根駅伝に出る!」という寝言のような宣言に一念発起してがんばるみんなの姿がとてもさわやかでいいです。べたべたな青春物語なのに、それを感じさせません。今度映画化もされます。学生さんとか若い人にはぜひお勧め!

第7位:ダークナイト(映画日記17)
 ヒーズ・レジャーの遺作となった映画。「悪とは何か?正義とは何か?」根源的な問いかけを続ける彼が演じる邪悪の象徴、ジョーカーの存在感が凄まじいです。ヒース・レジャー、モーガン・フリーマン、ゲイリー・オールドマン・・・アメコミ原作のアクション映画でありながら脇を固める派俳優陣の演技が素晴らしく、軽さを感じさせない、重厚な超一流の映画になっています。

第6位:イエスタデイをうたって(コミック日記14)
 私の好きな作品。劇画調の絵でありながら微妙な距離感、すれ違い、といった、登場人物の心の距離感の描き方が抜群にうまいです。いらいらさせながらもついつい続きが気になってしまう作品です。各登場人物の恋愛へのスタンスの違いまで丁寧に描き分けているこの人物描写の巧みさには脱帽です。

第5位:3月のライオン(コミック日記30)
 「はちみつとクローバー」の作者、羽海野チカさんの作品。ハチクロに負けず劣らず、レベルの高い作品です。主人公:桐山の心の心理描写はいつもながら素晴らしい。心に傷を負った登場人物達がどうやってその心の傷を癒して行くのか。今後の展開がとても楽しみです。

第4位:おくりびと(映画日記25)
 こちらも言わずと知れた、本木雅弘さん主演のアカデミー賞外国語作品賞受賞映画。山形を舞台に全編を通して優しい雰囲気が漂います。人間が必ず迎える「死」を通して人間の生き方や家族の絆を見つめ直す優しい気持ちになれる作品です。個人的には山崎努さんがGood。

第3位:赤朽葉家の伝説(読書日記61)
 桜庭一樹さんの重厚な長編小説。地方の名家で製鉄業を営む赤朽葉家の三代の女性、赤朽葉万葉、赤朽葉毛鞠、赤朽葉瞳子の生き方を描いた小説です。時代に翻弄されながらも強く、たくましく生きる女性の姿がうまく描かれています、女性・少女の描き方にかけては桜庭一樹さんは超一流ですね。各時代によって女性の生き方の違いをうまく表現しています。

第2位:インシテミル(読書日記145)
 米澤穂信さんのミステリー作品。単純に、何も考えずに、純粋に、ミステリーとして読める作品で、いろいろ考えずにとにかく面白く、あっという間に読めました。登場人物、舞台、トリック、設定、どれをとっても素晴らしい。古典ミステリの良さを思い出させてくれる作品でした。

第1位:ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ (読書日記122)
 滝本竜彦さんの作品。青春時代独特の行き場の無いいらだち、怒り、そういった物を良く表現できています。ラノベのような軽い文章なので人によって好き嫌いが分かれるかもしれませんが、私は気になりませんでした。読みやすいので何度も読み返していますが、やはり面白いです。

 ・・・ということでした。書いていて思ったのですが、やはり上位に来るのは「おもしろい」作品ですね。「深い」とか、「考えさせられる」作品もいいのですが、やはり純粋に「おもしろい」と思える作品を人間は手に取るものなのだな、と思いました。
 今後もよろしくお願いします。

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2009年08月16日

読書日記148:ベロニカは死ぬことにした byパウロ・コエーリョ



タイトル:ベロニカは死ぬことにした
作者:パウロ・コエーリョ
出版元:角川書店
その他:

あらすじ----------------------------------------------
ベロニカは全てを手にしていた。若さと美しさ、素敵なボーイフレンドたち、堅実な仕事、そして愛情溢れる家族。でも彼女は幸せではなかった。何かが欠けていた。ある朝、ベロニカは死ぬことに決め、睡眠薬を大量に飲んだ。だが目覚めると、そこは精神病院の中だった。自殺未遂の後遺症で残り数日となった人生を、狂人たちと過ごすことになってしまったベロニカ。しかし、そんな彼女の中で何かが変わり、人生の秘密が姿を現そうとしていたー。全世界四五ヵ国、五〇〇万人以上が感動した大ベストセラー。



感想--------------------------------------------------
 「発見。角川文庫 夏の100冊」という角川書店のキャンペーンで100冊に選ばれている本です。このキャンペーンは松山ケンイチさんがイメージキャラクターを勤めていることでも有名ですね。最近いわゆる娯楽小説ばかり読んでいましたので、少し方向性の違う本を読もうと思って買ってみました。

 「この先ずっと、日常は何も変わらない」と悲観して自殺しようとしたベロニカは精神病院の中での出会いにより人生の秘密に気付いていくー。

 本作、ベロニカが精神病院の中での出会いを通じて変わっていく、という話です。精神病院の中で出会う、ゼドカ、マリー、エドアード。彼らはそれぞれの事情でこの精神病院に入ることになっており、その理由やお互いの事情を理解していく中で各人が生きる意味を見いだしていきます。
 本作で一番感じたことは、「他の人と違ったことをすることが狂っているということならば、世の中の人間はみんな狂っている」ということです。他の人の目を気にすること無く、自分の思うように自由に生きれば世界はもっと美しい物になるというこの考え方は、当たり前ではありますが心に刺さります。

 いつもと同じ日常が続くことに絶望して死のうとしたベロニカ、映画館で突如パニックに襲われたマリー、親の示す人生と違う人生を望んだエドアード。本作は遠くスロベニアでの話ですが、彼らの姿は今の日本人の姿にも重なります。同じような悩みを抱えている日本人は多いと思いますので、共感を覚える人も多いのではないでしょうか。
 ベロニカは自殺未遂の後遺症から「あと一週間程度しか生きられない」と医者に宣告されてしまいます。そして、逆に残り時間が短くなったことで人生の素晴らしさや輝きに気付いていきます。何気なく見ている日常の風景も、見方を変えるだけで輝いて見えるということに、気付かせてもくれます。

 本作、内容はいいのですが訳本のため非常に読みにくさを感じました。常々思うのですが海外の作品はその国の文化や言語が作品の根底にあるため、そのまま日本語に訳してもうまく伝わらないことが多い気がします。(理想を言えば、原作のまま読めればいいのでしょうね。)本作も残念ながらそのような本になっていると思います。内容としてはとても良いのでしょうが、日本語としてよくわからないのです。きっと購入した人の何割かはその日本語が理由で読むことを断念しているのではないでしょうか?
 こういう状況を打破する為には、原作の意図を理解した上で、誤解を恐れずに読者に意図を伝えることを意識した意訳をするべきなのでしょうね。今後そのような訳本が生まれてくることを期待します。

総合評価(S・A・B・C・D・Eの6段階評価):C


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posted by taka at 19:15| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする