2013年06月15日

読書日記421:ふちなしのかがみ by辻村深月



タイトル:ふちなしのかがみ
作者:辻村深月
出版元:角川書店
その他:

あらすじ----------------------------------------------
冬也に一目惚れした加奈子は、恋の行方を知りたくて禁断の占いに手を出してしまう。鏡の前に蝋燭を並べ、向こうを見るとー子どもの頃、誰もが覗き込んだ異界への扉を、青春ミステリの旗手が鮮やかに描きだす!



感想--------------------------------------------------
直木賞作家、辻村深月さんの作品です。比較的最近、文庫化された作品ですね。本作は「踊り場の花子」、「ブランコをこぐ足」、「おとうさん、したいがあるよ」、「ふちなしのかがみ」、「八月の天変地異」の五編から構成される中編集です。どの作品も少し不思議な、ホラー的な要素を扱っていて、こうした中編集は辻村深月さんの作品では初めてなので期待して読んでみました。

ふちなしの鏡はこちらの世界とあちらの世界を結ぶ鏡。身の回りに少し不思議なことが起きていく−。

月並みな言葉ですが、どの作品もストーリー構成が良く練られていて、読みやすく、質の高い作品です。この方のホラーテイスト溢れる作品というのはこれまで読んだことがなかったのですが、すごくうまいです。

五編ありますが、どれも味があっていいできです。個人的には「おとうさん、したいがあるよ」が面白かったですね。次々と死体の見つかる屋敷と、主人公の送る日常の描き方にとてもギャップがあって(もちろん、あえてそう書いているわけですが)、とても面白く読むことができました。読んでいて、乙一さんの作品を思い浮かべました。ホラーテイストに溢れているけれど、単なるホラーではなく、そこに一捻りあるところがすごくいいです。

また「踊り場の花子」もよかったです。女性が徐々に徐々に得たいの知れない化け物のように見えてくる、その描き方は秀逸です。まさに日常と非日常ですね。連続的にこうしてキャラクターの特性を変えていくあたりはうまいなあ、って思います。

あと「ふちなしのかがみ」はこれぞまさに辻村深月の作品、という感じです。女性のリアルな心情の描き方、やるせない嫉妬に狂う女の心情をすごくうまく書いています。この女性の内面の描き方は、他の作品でも感じるところですが、著者の真骨頂、という感じです。

最後の「八月の天変地異」ですが、これは本中編集のなかで最も美しい作品だと感じました。田舎で暮らす少年達の日常、そこに現れた少し不思議な出来事、そして哀しくも美しい結末−。本作の最後を締め括るにふさわしい作品だと感じました。



本作、辻村作品にしては珍しいホラー作品です。辻村深月らしさは控えめですが、物語の構成力が高くて、質が高いなあと感じさせる作品でした。さらっと読めて少しだけひっくり返る結末の面白さ。少し何があるとすると、終わり方がよくわからず、消化不良なところがある作品が少しあるところですかね。。。「ん?これどういう意味?」みたいな。ここは難しいところですが、ちゃんと一回で読者に理解させないと、読者的には厳しいですね・・・。とにもかくにも、こういう作品って書くのはきっとすごく難しいだろうなあと思いますが、それを感じさせないところも含めて、すごいです。



総合評価(S・A・B・C・D・Eの6段階評価):A


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タグ:辻村深月
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2012年09月27日

読書日記374:鍵のない夢を見る by辻村深月



タイトル:鍵のない夢を見る
作者:辻村深月
出版元:文藝春秋
その他:第147回直木賞受賞

あらすじ----------------------------------------------
普通の町に生きる、ありふれた人々がふと魔が差す瞬間、転がり落ちる奈落を見事にとらえる5篇。現代の地方の姿を鋭く衝く短篇集


感想--------------------------------------------------
先日、直木賞を獲った辻村深月さん。その直木賞受賞作が本書、「鍵のない夢を見る」です。「仁志野町の泥棒」、「石蕗南地区の放火」、「美弥谷団地の逃亡者」、「芹葉大学の夢と殺人」、「君本家の誘拐」の五編からなる短編集で、トータルで二百三十ページ程度と読みやすい厚さの作品です。

本書に掲載されている五編の短編には相互に一切のつながりがありません。強いて言えば、どの作品も犯罪を描いている、ということでしょうか。しかしその犯罪がメインではなく、それに巻き込まれた人の心理描写、特に悩みや苦しみ、葛藤といった部分が主に描かれており、どちらかというと重苦しい作品が多いです。(多いというか、全てそうです。)

五編のうちの三編で男女の恋愛のような、関り合い方のようなものを描いていますが、そのどれもが本当に暗く苦しいです。はっきり書いてしまいますが、どの短編に出てくる男女も駄目で、壊れています(特に男)。

特にある一編で出てくる男は夢と現実の区別が付かず、大学を卒業しても現実を見ずに自分の夢の中にだけ生きていき、その結果として付き合っている女性を不幸にしていくのですが、男の私から見ると、『なんでこんな男と付き合うの?振り回されるの?』って思ってしまいますね。清浄な夢の中だけに生きている男に惹かれていくようなのですが、正直言って私にはその気持ちが全く分かりませんでした。このような、駄目な男に付きまとわれてずるずるとひきずってしまう女の描き方は、「凍りのクジラ」などでも描かれていましたが、この作者はうまいですね。この短編、「芹葉大学の夢と殺人」が本書の中では一番読み応えがありました。ただ、好きかといわれると、微妙ですが…。

五編とも主人公は女性であり、ふとしたきっかけで揺れる女性心理の描き方はさすがに直木賞作家だけあって非常にうまいですね。小学校時代の友達を見かけた瞬間に思い出される過去、泣き叫ぶ赤ん坊に疲れてへとへとになっていく母親、出会い系サイトで知り合ったストーカーまがいの男と旅を続ける女、学生時代の夢を引きずり続ける男に振り回される女…。その誰もが心のどこかに満たされないものを抱えているようにも感じられます。そして、過去の思い出や、男や赤ん坊に振り回されていきます。

確かに心理描写は秀逸なのですが、正直、読んで楽しい本かと言われると、頷きにくいところがあります。女性の抱えている負の感情ばかりが文章に現れていて、前向きな気持ちになれる作品がありません。。。ここらへんが「凍りのクジラ」などとの違いかな、って感じました。

直木賞は作品よりも、著者に与えられる側面が大きい作品だと私は思っているので、辻村深月さんの受賞は妥当だと思いますが、この作品はないかな、って感じてしまいました。また次回作にも期待です。


総合評価(S・A・B・C・D・Eの6段階評価):B


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2012年08月18日

読書日記365:ぼくのメジャースプーン by辻村深月



タイトル:ぼくのメジャースプーン
作者:辻村深月
出版元:講談社
その他:

あらすじ----------------------------------------------
ぼくらを襲った事件はテレビのニュースよりもっとずっとどうしようもなくひどかったー。ある日、学校で起きた陰惨な事件。ぼくの幼なじみ、ふみちゃんはショックのあまり心を閉ざし、言葉を失った。彼女のため、犯人に対してぼくだけにできることがある。チャンスは本当に一度だけ。これはぼくの闘いだ。


感想--------------------------------------------------
辻村深月さんの作品です。辻村深月さんはつい先日、「鍵のない夢を見る」で直木賞を受賞されましたね。「水底フェスタ」の紹介の際にも書いたように、前々からいつかは直木賞を受賞すだろうと思っていましたが、こんなに早いとは思いませんでした。

幼なじみのふみちゃんを襲った陰惨な事件。それ以来、心を閉ざしたふみちゃんのためにぼくだけにできることがある−。

この作者の作品を読むといつも思うのですが、この方もやはり人の描き方がとてもうまいな、と感じます。本書の主人公は小学生の「ぼく」です。陰惨な事件により傷つけられた幼なじみのふみちゃんのため、「ぼく」はその犯人に対して自分だけの力を駆使して戦いを仕掛けようとします。

本作で描かれている「ぼく」とふみちゃんの関係がとてもいいです。小学生ならではの素直な関係が丁寧に描かれていますね。この幼なじみ同士の二人のお互いを思いやる素直で優しい気持ちが本書の根底に流れているため、物語が常に優しい色を帯びています。この優しい描き方は女性の作者ならではでしょうね。あどけないながらも、読者を思わずにっこりさせる描写です。

本作では物語の中盤手前付近から「先生」という人が登場します。そしてこの「先生」と「ぼく」のやり取りが物語の大半を占めて行くのですが、このやり取りが第二のポイントでしょうね。特に「自分の大切な人が酷い目にあわされたとき、その犯人に自分ならどうするか」という問いのやり取りは興味深く思いながら読んでいました。

 「忘れて二度と関らないようにする」、「犯人と友達になる」、「犯人を被害者と同じ目に合わせる」。
 詳しくは本作を読んでいただきたいのですが、どの選択肢にも深い理由があり、その理由についてぼくは先生と議論を続けていきます。他にもぼくと「先生」は復讐に関する様々なことについて議論を繰り返し、「ぼく」はふみちゃんを思う気持ちと、自分が犯人にしたいことに対する意味について徐々に理解していきます。

ここの描き方は非常に丁寧でわかりやすく描かれているのですが、一方で非常に甘いなあ、とも感じてしまいます。「EDEN」などにも描かれている通り、いまこの瞬間にも世界の様々な場所で理不尽な理由で奪われていく命があるなかで、その犯人に対して復讐をするための理由付けをすることが、とても甘く感じてしまうのですね。実際には、例えば自分の大事な人が殺された人が、復讐を考えないわけもなく、犯人と友達になりたいとも思わないでしょう。小さな優しさなど簡単に踏み潰されてしまうほど現実は残酷なのですが、おそらく作者もそれを分かった上で、本作は非常に甘く描いています。そしてその甘さがこの作者のいいところでもあるのですが。

上の三つの選択肢であれば、おそらく私は「犯人を被害者と同じ目に合わせる」という三番目の選択肢を選ぶでしょうね。
「自分のために怒り狂って拳を振るう人がいる。大声で泣いてくれる人がいる。必死になって間違った何かをしてくれる人がいることを、被害者に知って欲しい」。作中に書かれている三番目の選択肢の理由を読んだときになんとなくわかったことですが、結局は誰もが寂しいのでしょうね。被害者も加害者も、自分の側に立って一緒に泣き、笑い、怒ってくれる人を欲しているんだな、って感じました。そしてこういう感情はきっと誰もが持っているのではないかとも思いました。そしてそういった人を持っている「ぼく」もふみちゃんも恐らく、それだけでとても幸せなのだろうとも感じました。

本作、最後にぼくは覚悟を見せ、そしてとてもいい終わり方をします。辻村深月さんの作品も、どの作品もはずれがないですね。「ぼく」とふみちゃん、二人を巡るとてもいい話でした。

総合評価(S・A・B・C・D・Eの6段階評価):A


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2012年03月14日

読書日記335:水底フェスタ by辻村深月



タイトル:水底フェスタ
作者:辻村深月
出版元:文藝春秋
その他:

あらすじ----------------------------------------------
村も母親も捨てて東京でモデルとなった由貴美。突如帰郷してきた彼女に魅了された広海は、村長選挙を巡る不正を暴き“村を売る”ため協力する。だが、由貴美が本当に欲しいものは別にあったー。辻村深月が描く一生に一度の恋。

感想--------------------------------------------------
辻村深月さんの作品です。この方の作品は久しぶりに読みますね。本作は昨年出版された比較的新しい作品です。

高校生の広海は地元の睦ツ代村で開催されるムツシロ・ロック・フェスティバルで織場由貴美と出会う。由貴美に魅了された広海は、由貴美から睦ツ代村に隠された大きな秘密を打ち明けられる−。

辻村深月さんの作品を読むといつも思い、この作品でも思ったことなのですが、この方は男性と女性の描き方が対照的ですね。登場人物の男性はほとんが、たとえ悪ぶっていたとしても根はピュアなのに対し、女性は表面的には魅力的でも、裏にはどこかに打算があり、女としての本質的な匂いのようなものがしっかりと描かれています。男性登場人物である広海、達哉、光広、飛雄と女性登場人物である由貴美、門音、美津子、由貴美の母を比べるとそこが顕著に分かります。女性が表の顔の裏に隠れた別の顔がありどちらかというと現実的に描かれているのに対し、男性はどこかロマンチストとして描かれているのはやはり著者が女性だからでしょうか。

読み終わっての感想ですが、本作はミステリ的な側面もありますが、どちらかというと広海という高校生の成長の物語といったほうがいい気がします。地元の閉塞感のある小さな村で生活していた広海が、年上の美しい女性との出会いを通して、外の世界への憧れを持ち、家族や友人との対立を通して成長し、自立ていく−−そんなストーリーだと思って読むべきなのかな、と思いました。逆にミステリーだと思って読むと、終わり方がどうも中途半端な気がしますね。広海の成長の物語だと思えば、中途半端なラストもある程度、納得感をもって読み終えることができます。

本作は由貴美という女性と、広海が中心となって進んで行く話です。二人の生まれた睦ツ代村にまつわる話を二人の恋を中心として描いて行く様や、二人の家系が話に大きなインパクトを与えるあたりは、ロミオとジュリエットみたいだな、なんて思ったりもします。多くの伏線が張られ、その伏線がしっかりと回収されていくあたりなどミステリとしてのできもいいなあとは思います。しかし、繰り返しになりますがやはり本作は広海の成長の話として考えた方がよさそうですね。

睦ツ代村と広海を巡る女性たちの描き方は、この著者の持ち味が十分に生きています。女性ならではの視点で登場人物の女性達の性格の細部までしっかりと描く一方で、広海の心情も、その若さや、若者特有の危うさまで含めてしっかりと描いています。広海の心情の描き方はうまいですね。「凍りのくじら」や「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ」などこれまで読んだ作品の多くでは主人公は女性だったのですが、男性視点での物語の描き方も遜色なくうまいと感じました。

あと難点をあげるとすると、展開が少しゆっくりめかな、とは感じました。本題に入るまでに少し時間がかかる物語ではあるかと思います。山間の村の描写はそれはそれでいいのですが。あとテーマが殺人などではないため、少し地味な印象は否めません。あと、登場人物にどう感じるかにもよりますが、人によって、特に男女によって意見の分かれそうな作品だな、とも感じました。

女性としての視点を活かして、多くのストーリーを書き上げていく辻村深月さんは、私はそのうち直木賞を獲るのではないか?とも思っているのですが、いかがでしょうね。候補に上げられたことはあるようですし。また別の作品も読むつもりです。


総合評価(S・A・B・C・D・Eの6段階評価):A


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2011年11月09日

読書日記311:冷たい校舎の時は止まる(下) by辻村深月



タイトル:冷たい校舎の時は止まる(下)
作者:辻村深月
出版元:講談社
その他:

あらすじ----------------------------------------------
学園祭のあの日、死んでしまった同級生の名前を教えてくださいー。「俺たちはそんなに薄情だっただろうか?」なぜ「ホスト」は私たちを閉じ込めたのか。担任教師・榊はどこへ行ったのか。白い雪が降り積もる校舎にチャイムが鳴ったその時、止まったはずの時計が動き出した。薄れていった記憶、その理由は。第31回メフィスト賞受賞作。



感想--------------------------------------------------
先日紹介した「冷たい校舎の時は止まる」の下巻です。上巻も五百ページを越えていましたが、下巻も五百ページ強。読み応え十分の作品です。

雪がしんしんと降り積もる校舎に閉じ込められた八人。思い出せない自殺した同級生の名前、そしていなくなってしまった担任の榊−。いったいなにが起きているのか−。

上巻と変わらず、読んでいてどんどんと引き込まれていきます。雪の校舎に閉じ込められた八人の生徒、その舞台の設定が凄く雰囲気があっていいです。冷たく静かでしんとした雰囲気が物語全体から伝わってきます。

物語のところどこでに挟み込まれていく八人の過去。そしてその過去が八人の本当の姿を浮き彫りにし、各人が抱える心の闇をも露わにしていきます。毎日を笑顔で迎え、仲のよかった八人。その心の中の描き方が何と言っても本作の一番の特徴ですね。心理描写はもはやデビュー作のレベルを大きく越えています。ここまで描けるのだから、最近、直木賞に何度かノミネートされているのも頷けます。個人的には、下巻では物語のメインとなる深月や鷹野よりも明彦や景子、梨香の過去の方が読んでいて面白かったです。キャラクターがはっきりしているから、というのもあるかもしれませんね。

逆に一つ気になった点としては・・・登場人物がみんな頭が良すぎてかっこう良すぎる点ですかね・・・。何かエリートの集団みたいで、そこがちょっと人によっては嫌悪感を感じるかもしれません。東大とか京大を志望し現役で合格して行く人ばかり、しかもその人物たちの心情も美しすぎるばかりです。まあ、この著者は汚れたこと、曲がったことを書くことができない人らしいので、しょうがない気もしますが。

最終的に明らかにされる自殺した同級生の正体と、全ての謎。迎える結末は非常にすっきりしていて爽やかでした。1000ページを越える作品なのでどうなのだろうか、と思ってもいたのですが、最後まで飽きずに読むことができ、特に最後の方は一気読みをしてしまいましたね。読んでよかった。素直にそう思える作品です。

著者の辻村深月さんはこの作品を高校時代から書き始め、大学の四年間をかけて書き終えたそうですね。執筆期間は四年以上になるのでしょうか。それだけの思いが込められた作品なのでしょうね。メフィスト賞の受賞も当たり前でしょうし、辻村深月さんも西尾維新さんなどと同様に成功している作家さんと言って間違いないでしょう。「ツナグ」「水底フェスタ」「本日は大安なり」と文学賞の受賞作やドラマ化される作品が目白押しですね。これからが楽しみな作家さんです。


総合評価(S・A・B・C・D・Eの6段階評価):A


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posted by taka at 21:45| Comment(0) | TrackBack(1) | 辻村 深月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする