ゲーム日記14:ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド


タイトル:ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
作者:
出版元:任天堂
その他:

あらすじ----------------------------------------------
駆ける、活きる、護る。果てなき冒険を思いのままに。
大厄災と呼ばれる災害が起こり、ハイラル王国は滅亡した……。

それから100年後。主人公リンクは地下遺跡で永い眠りから目覚め、不思議な声に導かれて大地へと踏み出す。

感想--------------------------------------------------
任天堂Switchを購入したらぜひやってみたかったのが、本作です。Amazonでは3000件以上のレビューがあるにもかかわらず、評価点が4.7。どれだけ面白いんだ、と楽しみにしていました。

厄災ガノンによって100年前に囚われたゼルダ姫。姫を助けるため、リンクは果てしなき大地へと踏み出す!

本作のストーリーは非常に単純です。
 1.厄災ガノンを倒し、囚われとなっているゼルダ姫を助ける。
 2.そのために「四神獣」を解放する。
 3.各地の祠を尋ね、謎を解き、力を取り戻していく。

メインはこれだけです。しかも腕に覚えがあれば、2、3やらずにいきなり1に挑むことも出来ます。これだけなのに、驚く程に面白い。これはブレス オブ ザ ワイルドの名が示す通り、舞台となるハイラルの台地の魅力によるものだと思います。

朝昼晩の時間の経過、晴れから雷雨、雪、熱砂地帯など様々な天候、そして河、沼、山々、海と彩り豊かな自然。それらがリンクの冒険を鮮やかに彩ります。広大なオープンスペースで、何をするのも、何処に行くのも自由。山も登れるし、河は泳げる。食材を集めて料理をしたり、馬を駆って平原を疾走したり。ただそこにいるだけで、景色を眺めているだけで楽しい。そしてその大地を活かすために、BGMも極力抑え気味です。「この世界を楽しんで」という開発のメッセージが聞こえてきそう。なるほど、評価が高い訳です。

物語を少し進めて行くと、複雑なストーリー展開や物語の分岐、強制的な展開はこの作品には全くもって不要だと言うことがよくわかります。自分の心の赴くままに大地を旅し、不思議な場所を探し、時に戦い、時に休む。オープンワールドって、ゲームってこんな感じなんだなあ、って再認識したりします。ゲーム側からの押しつけがほとんどなく、何をやるのも自由。楽しくて時の経つのを忘れます。

一方でやり込み要素もあり、強敵も多数。ジャストガードや回避からのラッシュを駆使して勝利を掴んだ時の達成感は抜群です。控えめでありながら詳細まで創り込まれている。さすが任天堂クオリティー。

続編も予定されていますね。次は姫と旅するとか。ICOみたいな展開になるのかな?こちらも楽しみです。


総合評価(S・A・B・C・D・Eの6段階評価):S

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