映画日記91:劇場版 仮面ライダージオウ OverQuartzer

タイトル:劇場版 仮面ライダージオウ OverQuartzer
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あらすじ----------------------------------------------
残されたドライブライドウォッチの謎。その鍵は戦国時代に隠されていた。魔王・織田信長と出会い、歴史上の戦いに身を投じるソウゴたち。そこにであらわれたのは歴史の管理者を名乗る“クォーツァー”。

感想--------------------------------------------------
*ネタバレを含みますので未見の方はご注意ください。

毎年の恒例、仮面ライダーの映画を子供たちと見てきました。今回は平成から令和へ移ったことも受けて、平成ライダーの総決算的な映画です。

仮面ライダードライブの生みの親、クリム・スタインベルトの依頼で戦国時代へと行ったソウゴたち。過去から戻って来たソウゴたちを待ち受けていたのは歴史の管理者を名乗る“クォーツァー”ともう一人のソウゴだったー。

前作、「平成ジェネレーションズForever」と比べてさらに派手になっている感じです。平成ライダーのバーゲンセールですね。過去作を見ていて、仮面ライダーのことを知っている人ほど楽しめる作品です。またテレビ版の仮面ライダージオウを見ていることも前提です。

物語は前半部の戦国時代編と後半の現在編に緩くわかれていて、ミガワリと本物がいる点や魔王である点が織田信長とソウゴで共通しています。それでもソウゴの立ち位置の説明が難しいですね。子供たちにはストーリーの理解は難しいかもしれませんが、それがなくても十分に楽しめます。

「平成を作り直す」の名の下に平成生まれの人、平成に作られたものだけ消し去ろうとするクォーツァーたち。東京スカイツリーは消えるけど、東京タワーは残る、といった細かい演出があったりして、気付くと楽しめます。ゲストとして平成ライダーになれなかった「ぶっとばすぞう」の人が出てきます。…子供たちには全く分からないと思いますが、大人の笑い声が映画館に響く瞬間でした^^

個人的にはForeverの方がストーリはしっかしていますが、見せ場は本作の方が上に感じます。全平成ライダーの最強フォームがでてきて平成を終わらせるあたりはもう、やり過ぎな感じですが、まあ何でもあり的な映画でした。

総合評価(S・A・B・C・D・Eの6段階評価):B
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