映画日記84:ゴースト・イン・ザ・シェル


タイトル:ゴースト・イン・ザ・シェル
出演:スカーレット ヨハンソン, ビート・タケシ キタノ, マイケル カーメン ピット
出版元:
その他:

あらすじ----------------------------------------------
少佐(スカーレット・ヨハンソン)は人工の体に人間の脳を持つ第1号の軍事工作員。ある事件をきっかけに、自分を造り出した企業に嘘の過去を植えつけられていたことを知った彼女は事件の真相と自分の過去を解き明かすために突き進んでいく。

感想--------------------------------------------------
押井守さんの攻殻機動隊の海外版、と言ってもいいかもしれません。実写化されるとどうなるのか?ということで見てみました。

人の脳に義体という人工の身体を持つ少佐は、久世というなのハッカーを追い始める。その先には、自分の出生の秘密が隠されていたー。

アニメ版の攻殻機動隊は第一作、SAC(Stand Alone Complex)の笑い男編、Individual 7編、Arise、新劇場版、と見てきました。その上での感想ですが、原作ファンなら思わず頷くようなリメイクシーンやカットが多く、攻殻機動隊ファンのオマージュ的な作品、といっていいかもしれません。第一作のリメイクシーンが多く、頷きながら見ていました。個人的には少佐をスカーレット・ヨハンソンが演じるということで、草薙素子らしさをどう出すんだろう?どう繋がるんだろう?と最初は思っていましたが、最後まで見て納得でした。

多脚戦車との戦闘シーンはよかったと思います。崩れ落ちる建築物やマトリックスに反映されたという弾丸によって岩の柱が削られていくシーンなども再現されていて個人的には満足です。戸草やバトー、石川も出てくるのには満足、荒巻課長はビートたけし色が全面に出過ぎですね。話題づくりのためとはいえ、これは別の人でも良かったかも。逆に桃井かおりさんは、スカヨハを抱きしめるシーンなどとてもよかったです。

未来の映像は先日見たブレードランナーと比較してしまいますが、こちらも割り切ってみれば全然許容できる範囲です。攻殻機動隊の原作があるからこそいろいろと言いたくもなりますが、逆に原作が無ければないでここまで話題にならなかったかとも思います。あとはスカヨハの義体がどうしてもマッチョすぎて見えてしまうんですよね。筋肉だるまみたいでレスラーみたいでした。多脚戦車との戦闘はそれでもいいのですがー。

原作があるからこそいろいろと意見の出る作品ではありますが、SFの一作と見れば許容できる作品です。特に近未来の世界の創り込み、攻殻機動隊の世界観の表現は素晴らしいと思います。

総合評価(S・A・B・C・D・Eの6段階評価):A

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