読書日記690:人工知能システムを外注する前に読む本


タイトル:人工知能システムを外注する前に読む本~ディープラーニングビジネスのすべて~
作者:坂本 俊之
出版元:シーアンドアール研究所
その他:

あらすじ----------------------------------------------
AIってどこまでできるの?AI開発に費用はどのくらいかかるの?出来上がってきたAIはどうやって評価するの?AIに知的財産権はあるの?etc.AI開発を外注する際の疑問に答えます!

感想--------------------------------------------------
最近、AIはもはやバズワードと言っていいくらい、いろいろなところで聞かれています。そのAIについて学びたく、本書を読んでみました。

読み終えての感想ーこの本を読むことで外注できるようになるかどうかはちょっと怪しいですが、少なくともAIについての基礎知識は得られます。おそらく同様のことが書かれている本は多くあると思いますが、本書もかなりわかりやすくまとまっていると感じました。AIの歴史、AIの分類、そこに使われているアルゴリズムについてなど、本書を読むことでかなり理解できると思います。

特にディープラーニングの仕組みや、代表的なアルゴリズム、そして公開されている様々なディープラーニングのウェブサイトなどが書かれているのもいいです。本書をきっかけにディープラーニングに取り組んでいく、っていうこともあり得るだろうな、と感じます。

総じて読みやすく、「外注する前に読む本」というよりも、「初心者向けの基礎知識がまとめられた本」という位置づけだと思いました。


総合評価(S・A・B・C・D・Eの6段階評価):
レビュープラス

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