コミック日記151:ダンジョン飯 5巻


タイトル:ダンジョン飯 5巻
作者:九井 諒子
出版元:KADOKAWA / エンターブレイン
その他:

あらすじ----------------------------------------------
炎竜(レッドドラゴン)を倒し、ついに妹のファリンを救出したライオス。
ホッとしたのも束の間、彼らの前に、迷宮の主・狂乱の魔術師が現れる……!
果たして、ライオス達は生きて迷宮を脱出できるのか!? 
生きて帰るまでが冒険だ! 食事もストーリーも怒涛の第5巻!

感想--------------------------------------------------
ダンジョン飯の五巻です。物語の進行が著しかった四巻からの流れは止まりません。

ようやく妹ファリンを救い出したライオスたち一行。しかし彼らの前には迷宮の主、狂乱の魔術師が現れるー。

ファリンを救うという目的を達成したかに見えたライオスたち。しかし物語はそう簡単には終わりません。二転、三転して物語はなおも続いていきます。本巻では仲間を思うチルチャックがいいですね。またライオスたちと別のパーティーがでてきたり、ライオスたちのかつての仲間が現れたりと、物語はどんどんとふくらみ、これからの展開が楽しみです。

ダンジョン飯、というタイトルの通り、相変わらず迷宮内でご飯は作り続けています。しかしここまでのアイデアがよく出るもんだな、と感心します。コカトリスやドライアドと、本巻のレシピは少し少ない気もしますが、それでも十分に面白いですね。

新パーティーのリーダー、カブルーとライオスたち一行の関係がとても気になるところで終わっていますね。狂乱の魔術師といい、不穏な空気がだんだんと増えて、ストーリーに重点が置かれ始めている気がしますが、ぜひ料理も斬新なものをどんどん出してほしいです。

総合評価(S・A・B・C・D・Eの6段階評価):A
レビュープラス

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