コミック日記150:HUNTER×HUNTER 34
タイトル:HUNTER×HUNTER 34
作者:冨樫 義博
出版元:集英社
その他:
あらすじ----------------------------------------------
天空闘技場でヒソカとクロロの死闘開始!! 新能力を披露しつつヒソカを追い詰めるクロロ。極限の闘いで勝つのは!? そして、暗黒大陸へ出航したクラピカとカキン王国王子達。だが早速不可解な死が…。
感想--------------------------------------------------
連載が不定期なのと買ったら絶対にはまる、と思い買わずにいましたが、この巻は買いました。何せクロロとヒソカの勝負ですからね。冨樫義博は幽々白書の時からのファンです。学生時代、唯一全巻集めた漫画でもあります。
天空競技場でクロロとヒソカのバトルが始まる。そして暗黒大陸を目指す船の中ではカキンの王位継承戦が始まるー。
いやあ、面白いです。連載が不定期なのが残念ですが、ジャンプ随一の面白さです。バイオレンス満載で頭脳戦が多いので人を選ぶ作品ではありますが、ONE PIECEにひけをとらない作品です。
クロロとヒソカのバトルもそうですが、単なる肉体戦にならず、必ず頭脳戦の要素が入る。これがHunter×Hunterの面白い所以です。特に念能力が個性的で、使い方でものすごい威力を発揮するので頭脳戦を非常によく生かしています。
キメラアント戦が終わり、ゴン復活に向けたキルアの奔走も終わり、ゴン&キルアの活躍は一段落したところでクラピカ主体の話が始まっています。誰が主人公でもいいんじゃないか、ってくらいの話ですが、特にクラピカは冷徹で切れて、頭脳戦の要素が多いので、この話は面白いですね。まあ、本巻はクロロとヒソカのバトルが面白すぎるので、カキンの継承戦は次巻からが本番だと思いますが。
ヒソカと旅団の関係の変化も見ていて面白いです。おそらくは暗黒大陸への旅に同行することになったであろう旅団。かれらの動向にも要注目です。誰もが思うことですが、連載、続いてほしいですね。本当に。これが冨樫先生への一番の希望でもあります。
総合評価(S・A・B・C・D・Eの6段階評価):S
レビュープラス
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