読書日記636:仕事にやりがいを感じている人の 働き方、考え方、生き方。



タイトル:仕事にやりがいを感じている人の 働き方、考え方、生き方。
作者:毛利 大一郎
出版元:幻冬舎
その他:

あらすじ----------------------------------------------
「なんとなく働く」はもう終わり!!輝くビジネスマン10人から学ぶ、人生を楽しくするための仕事術。

感想--------------------------------------------------
レビュープラス様から献本いただきました。いつもありがとうございます。

本書「仕事にやりがいを感じている人の 働き方、考え方、生き方。」は、実在の仕事にやりがいを持っている方十人の、生き方、仕事にやりがいを持つに至った経緯、考え方などについて書かれた本です。取り上げられている十人の方々は一般の企業にお勤めの普通の方々で、企業名も書かれていますが、いわゆる「大企業」にお勤めの方ではありません。本当に「普通の」方々です。

各人の生き方や価値観についてそれぞれ二十ページ程度で書かれていますが、「仕事にやりがいを持っている」という点以外は本当に皆さん多様な考え方、背景、生き方をされてきています。就職していなかったのにひょんなことから会社勤めとなりそこでやりがいのある仕事に就いた人、驚くほどの勉強家で勉強を通じて成長し、勉強した内容を周囲に展開して育成していく人、辛い時期を過ごしながらも周囲の仲間のサポートで仕事にやりがいを感じる事が出来ている人、などなど本当に多種多様です。いろいろな生き方の人がいて読んでいるだけでも「このように考える人がいるのか」と思う点は多いですし、また自分の周囲にもこの本の中の人のように、強烈なバックグラウンドや生き方の結果として今がある方々もいるのではないか、と周囲の人を見る目も変わりました。

「仕事」というのは働く人にとって生活の大部分を占めるものであり、そこにやりがいを感じる事ができるか・できないかで人生は大きく違ったものになります。また一概に「やりがい」といっても何にやりがいを感じるのかは、これも人によって大きく異なります。当たり前の事ですが、そうしたことに改めて気付かせてくれる本でもあります。

また多種多様な生き方、考え方を示される事で、「やりがいを持つ方法は一つではない」、「今と違った方法でもいいんだ」というこれまた当たり前のことに気付かせてくれます。いまと少し仕事のやり方を変えてみる、考え方を変えてみる、言葉遣いや習慣を変えてみる。そうしたことからも何かが変わるかもしれない、変えられるかもしれない。この本を読み、様々な人の生き方に触れると、自然とそう考えられるようになります。掲載されている誰もが「普通の人」。これがなによりいいですね。大企業の社長は無理でも、この人の生き方、考え方なら真似できるかもしれない。そんな風に考えられる本です。

この本には10人の方々の写真が各章の最初に掲載されています。みなさん、非常にいい笑顔です。しかし、その章を読み、各人の考え方や生き方の一端に触れた後で見返すと、その笑顔に行き着くまでにはかなりの苦労があったのだろうことがわかり、また笑顔が違って見えてきます。しかしそれがまたいいのです。仕事を通じての経験がその人の人生を形作っていて、そのことが笑顔の向こうに少しだけ見えるんですね。まさに仕事に「やりがい」を持って生きている人の笑顔です。

本書を読んで、この本の著者はこの十人の方々にどのようにして出会われたのだろうか、ということにも興味を持ちました。またこのような本が出るのであれば、ぜひその辺りも知りたいです。


総合評価(S・A・B・C・D・Eの6段階評価):A

レビュープラス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/449449672

この記事へのトラックバック