コミック日記121:ジョジョリオン 5 by荒木飛呂彦



タイトル:ジョジョリオン 5
作者:荒木飛呂彦
出版元:集英社
その他:

あらすじ----------------------------------------------
定助と常秀は高校へ向かう途中、通った者がなぜかカツアゲされてしまうという通称「カツアゲロード」で、次々とその被害に遭っていく…。この現象は何かのトリックなのか!? それとも新たなスタンド使いの仕業なのか!?


感想--------------------------------------------------
ジョジョリオンの第五巻です。ようやくジョジョの第三部のテレビ放送が決定し、大喜びです。ゲームについては、Amazonでの批評を見ていると笑えてくるくらいですが…。

「カツアゲロード」で金をだまし取れる定助たち。そして第七部SBR(Steel Ball Run)とのつながりも明らかになるー。

本巻では何よりも第七部とのつながりが明らかになったのが読んでいて嬉しかったです。第七部の主人公であるジョニィ・ジョースターの辿った運命の数奇さ、そして残された謎。いかにも「ジョジョ」です。

第六部のラストで新しい宇宙へと生まれ変わり、そして迎えた新しいストーリーと新しい杜王町に定助。途切れているようでいて第一部から第八部までジョジョは続いているんだなあ、と実感させられます。

ジョニィの辿った運命は正直残念に感じますね。第七部で必死の活躍を見せていたジョニィだけに哀れさを誘います。

今回の第八部には多くの「謎」がいたるところにちりばめられていますね。ここまで謎が多かった部はシリーズ通してもなかったかもしれません。これまではどちらかというとスタンドのバトルが物語のメインでしたので、新しい方向性を生み出そうとしているのかな、とも感じます。

まだまだジョジョは続きそうですね。四部以降もぜひアニメ化してほしいものです。

総合評価(S・A・B・C・D・Eの6段階評価):A


↓よかったらクリックにご協力お願いします
にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
レビュープラス

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック