コミック日記59:ONE PIECE 61 by尾田 栄一郎



タイトル:ONE PIECE 61
作者:尾田 栄一郎
出版元:集英社
その他:

あらすじ----------------------------------------------
ルフィからのメッセージを読み取り、来るべき時に備える“麦わらの一味"。それぞれの想いを胸に、再結集するルフィ達は、「新世界」へ向けて、更なる冒険へと旅立つ!! “ひとつなぎの大秘宝"を巡る海洋冒険ロマン!!


感想--------------------------------------------------
夢と希望の冒険ロマン、ワンピースの最新巻が出ました。累計発行部数が二億冊を突破したそうです。一億冊を突破した作品でさえ数えるほどしかないのに、二億冊突破とは……。とんでもない記録です。

エースを失い満身創痍のルフィ。そして二年の時を経て、一段と強くなった仲間達がいま再びルフィの下に集結する。目指すは「偉大なる航路」後半の「新世界」……!!

ようやく、本当にようやく、ゾロやサンジやナミ、チョッパーといった仲間達と合流したルフィ。ようやく話が本編に戻ってきた気がします。ちなみに本巻から物語は「最後の海 新世界編」として新章に突入します。シャボンティ諸島では大将:黄猿やパシフィスタたちにやられ、マリンフォードでは海軍たちに手も足も出なかったルフィ。しかし二年の時を経て、ルフィを始め、仲間達も相当に強くなったようです。

やっぱりいつもの仲間達と一緒に旅をしているとルフィの姿もしっくりきますね。シャボンティ諸島を抜けて魚人島へと向かうルフィたち。メンバーの誰もが二年前よりも大幅に強くなっているようで、今後の展開と明かされていく各人たちの能力が楽しみです。また容姿もこれまでは誰もが子供っぽかったですが、みんなだいぶ大人っぽくなりましたね。ルフィにも海賊王を狙う風格のようなものが備わってきた気がします。こういった点で各人の成長をうまく描いているなあと感じます。

あと本作、これまではそんなに気にならなかったのですが、字がかなり多いですね。特に後半、登場人物が全員揃うと会話が弾み、コーティング船の説明などとあいまって、非常に活字の多い漫画だなあ、っていう印象を持ちました。読むのにもそれなりに時間がかかります。個人的にはそんなに気になりませんが。

ようやく本編に戻った感のあるワンピース。この先の「新世界」ではどんな冒険が待っているのか?白ひげを失った四皇、七武海、海軍の動向は?新世界に入っていった期待のルーキーたちの動向も気になるところです。この先の展開からも目が離せませんね。あと六十巻くらいは続いて欲しいですね。また時巻も楽しみです。


総合評価(S・A・B・C・D・Eの6段階評価):S


↓よかったらクリックにご協力お願いします
にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
レビュープラス

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック