タイトル:ファイナルファンタジーXIII
発売元:スクウェア・エニックス
あらすじ----------------------------------------------
世界的な大ヒットを記録し続けている人気RPG『ファイナルファンタジー』シリーズの第13作目。PS3が誇るハイスペックをフルに生かし、高密度・高水準のビジュアルとサウンド、そして大幅に進化したバトルシステムによって従来作以上の臨場感あふれるプレイが可能となっている。ストーリーは、天空に浮かぶ理想郷"コクーン"と未開の地"パルス"という2つの世界を舞台に展開。女性主人公・ライトニングを中心とする若者たちが、死よりも過酷な宿命と対峙する姿を膨大な美麗ムービーとともに描いていく。戦闘には、高い戦略性とスピード感を生み出す新世代の"アクティブタイムバトル"や、戦況に応じてキャラクターの役割を瞬時に切り替えられる"オプティマシステム"などを導入。シリーズ伝統の召喚獣システムは、召喚獣がさまざまなマシンに変身する"ドライビングモード"によってますます派手で強力なものになっている。
感想--------------------------------------------------
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしく御願いします。
「ドラゴンクエスト」と並ぶゲーム業界の大ヒットタイトル「ファイナルファンタジー」の最新作が昨年末に発売されたのをきっかけに、ゲームの感想・評価も載せていこうと思います。まだ本作はプレイ始めたばかり(1時間)ですので、今回に加えてもう一回、クリアした後に感想を載せようと考えています。
ファイナルファンタジーシリーズは第1作から12作目まで、オンラインの11作を除いて全てクリア済みです。初見の感想としては本作の世界観はFF7に似ているかな、と思いました。機械的な敵、巨大組織を敵に回した孤高の戦士の戦いといった設定はFF7に共通しているかなと思います。FF7のクラウドとFF13のライトニング、ともに元は所属していた組織を敵に回して戦う当たりもよく似ています。FF7はハードがPlayStationになって発売された初めてのFFで、3D戦闘画面の導入など新たな試みが多く取り入れられたタイトルでもあります。本作もPS3になって初めてのタイトルですのでこういった点も少し意識しているのかもしれませんね。
私は個人的にはFF4やFF6のようなファンタジー的な設定が好きです。敵キャラも静止画で天野喜孝さんの絵が生きていてとてもよかった記憶があります。
本作、ムービーの美しさはさすが次世代機PS3ですね。実写と見間違うような美麗なグラフィック、登場人物の髪の毛の一本一本が風にそよぐ様まではっきりと確認できるクオリティの高さ、オープニングムービーから引き込まれます。ファミコン時代の初代FFから通してプレイしている私としては、ここまで来たのかと感慨深い物があります。またロード時間は今のところほとんど感じさせません。インストール対応ではないのにこれは素晴らしいです。FF9あたりでは戦闘時の読み込み時間の長さに相当いらいらさせられた覚えがありますので、この点は素晴らしいです。
戦闘システムはオプティマという各キャラクターの役割を随時変更させてプレイする、全く新しいシステムになっています。私の中では、変わらない楽しさを提供し続けるのがドラクエ、常に新しいシステムに挑戦し続けるのがFFというイメージですね。新しいシステムに挑戦し続ける限り周囲からある程度は非難されるのはしょうがないと思いますが、非難を恐れずにこれは貫いてほしいと思います。
また、本作の裏面に書いてあるメッセージですが、「双対する世界の真実に触れた時、人は定められし宿命と対峙する」です。こういう「宿命」とか出てくるあたりもFFっぽいですね。「広大な世界を自由に旅する」のがドラクエ、「宿命や運命に挑む」のがFFというイメージです。このあたりもよく踏襲されていると思います。
個人的に少し残念だったのはFFのテーマ音楽がオープニングに流れない点ですね。FFファンにはおなじみのあの音楽がオープニングに流れると「ああ、これからFFやるんだなあ」って実感してテンションが上がりますね。特にFF12ではこの音楽がオープニングに使用されていたため物凄くテンションがあがりました。
本作、いろいろな評価を見ている限りでは「一本道過ぎる」とか「雑魚戦でも相当苦戦する」とかいろいろ書かれていますが・・・どうでしょうか?とにかく話題の一本であることには変わりません。これからのプレイが楽しみです。
総合評価(S・A・B・C・D・Eの6段階評価):?
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