映画日記28:ジャンパー



タイトル:ジャンパー
監督 ダグ・リーマン:
出演者: ヘイデン・クリステンセン, サミュエル・L・ジャクソン
その他:

あらすじ----------------------------------------------
『Mr.&Mrs.スミス』のダグ・リーマン監督がヘイデン・クリステンセン主演で贈るSFアクション。世界中のどこへでも瞬間移動できる“ジャンパー”のデヴィッドが、もうひとりのジャンパーと手を組み、彼らの抹殺を使命とする組織と熾烈な戦いを演じる。


感想--------------------------------------------------
 「スター・ウォーズ」のアナキン役で有名なヘイデン・クリステンセン主演のSFアクション映画です。公開当時は日本でも凄い勢いでプロモーション活動が展開されていたのを今でも覚えています。

 世界中どこへでも瞬間移動できる能力を持つジャンパーの"デヴィッド"は、ジャンパーの抹殺を企む"パラディン"たちとの壮絶な戦いに巻き込まれて行くー。

 見終わっての印象ですが、非常に密度の濃い作品だと思いました。90分程度と短い作品なのですが、あっという間に感じます。そして、映画の中では世界各地のシーンが使用されており、見ていて飽きが来ませんでした。ロンドンでコンサート、バリでサーフィン、そしてエジプトで昼食・・・。なるほどジャンパーは楽しそうだな、と感じます。

 一方でストーリーは安っぽいかなと思いました。ジャンパーとパラディンが戦っていくわけですが・・・、なぜか普通の人間であるパラディンのローランド(サミュエル・L・ジャクソン)が超人的な強さを見せます。特殊な武器を使っているとはいえ、普通の人間がジャンパーに敵うはずもないと思うのですが・・・。ここは少し腑に落ちませんでした。

 本作、アクションが好きな方にはお勧めできると思います。難しいことを考えること無く見ることが出来る、良質なB級映画、といったところでしょうか。本作の魅力はなんと言っても世界各地を瞬間移動しながら繰り広げられるアクションでしょうね。東京、チェチェン、洋上、空・・・。いたるところでCGを駆使して繰り広げられるアクションはスピード感がありいいですね。教訓めいたものが全くなく、ひたすらアクションが繰り返されるとことも割り切れていていいかと思いました。


総合評価(S・A・B・C・D・Eの6段階評価):B


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