タイトル:鋼の錬金術師 23
作者:荒川 弘
出版元:スクウェア・エニックス
その他:
あらすじ----------------------------------------------
最終決戦! それぞれの前に立ちはだかる最強の敵達!! 傷つきながら辿り着く、真実への代価は…!? 最強ダークファンタジー、緊迫の第23巻登場!!
感想--------------------------------------------------
何度も紹介している「鋼の錬金術師」、その最新巻です。クライマックスに向けて今、最も熱いところです。
約束の日を目前に控えてエド、アル、マスタング大佐たちとホムンクルスたちの戦いも激化していきますが、本巻の見所はやはりマスタング大佐vsホムンクルス・エンヴィーですね。ヒューズ准将の仇、エンヴィーを怒りを露にして追いつめるマスタング大佐。復讐の怒りに我を忘れたその時・・・。続きは、ぜひ読んで下さい。エドの言葉、「お前は人間に嫉妬(エンヴィー)しているんだ」が印象的です。
物語の前半では敵同士だったエド・アルとスカーがいつの間にか手を組み、ホムンクルス達と激闘を繰り広げています。いくら倒れても、立ち上がる、周りが立ち上がらせてくれる人間。その強さを通して本作は人間の素晴らしさをも訴えているのでしょうね。
エドとアルの師匠も最後に現れ、役者が揃った感のある本巻。エド、アル、マルコー、マスタング、師匠・・・。約束の日における人柱としての才能を持つ彼らがセントラルに集まったのは偶然か、必然か・・・?そして全ての始まりである"お父様"vsホーエンハイムは・・・?次巻も非常に気になります。楽しみです。
総合評価(S・A・B・C・D・Eの6段階評価):A
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