2009年06月17日

読書日記138:偽物語(下) by西尾維新



タイトル:偽物語(下)
作者:西尾維新
出版元:講談社
その他:

あらすじ----------------------------------------------
“ファイヤーシスターズ”の参謀担当、阿良々木月火。暦の妹である彼女がその身に取り込んだ、吸血鬼をも凌駕する聖域の怪異とは!?VOFANの“光の魔術”は鮮やかに花開き、西尾維新が今、“物語”を根底から覆えすーこれぞ現代の怪異!怪異!怪異!青春は、にせものだけでは終らない。


感想--------------------------------------------------
 西尾維新さんの作品、最新巻です!!この人の作品は何も考えずに読めるからいいですね。今回も本当に楽しく読ませていただきました。主人公:阿良々木暦が怪異と対決する「化物語」シリーズ、今回の怪異は二人の妹の小さい方、阿良々木月火です!

 ・・・とはいっても、本シリーズ、ストーリーは付録のようなものです。本シリーズで一番面白いのは主人公と各登場人物の掛け合いのような会話ですね。まあ、これは西尾維新さんの作品に共通することですが。

 本作、でてくるキャラクターがみんないい感じにぶっ壊れてますね・・・。ライトノベル、ヤングアダルトという分野であることを考えても行き過ぎた壊れっぷりで、私は好きです。特に今作では二人の妹の大きい方、阿良々木火燐と主人公の掛け合いが多く、また彼女がいい感じの体育会系キャラでおばかで素直なので、彼女との掛け合いを楽しんで読むことが出来ました。
 本作には主人公の彼女、史上最強のツンデレ、戦場ヶ原ひたぎがでてきません。これが非常に残念だったのですが・・・それを十分補う面白さでした。(ひたぎはツンデレからツンドロに進化したという話ですが・・・どうなったのかとても興味がありますね・・・。)
 しかし、本シリーズ、いつも主人公がぼこぼこにされてますね。なんか主人公のイメージが、フルボッコにされているか、他のキャラクターに遊ばれているか、しかない・・・。

 あと、本シリーズ、7月よりテレビアニメ放送がいよいよ始まります。はたしてテレビシリーズの出来はどうなのか?とても楽しみです。しかし、原作を忠実にアニメ化したら間違いなく放送コードに引っかかると思うのですが・・・、そこをどう乗り切っているのかも興味のあるところです。
 そしてもう一つ気になるのは「テレビアニメで西尾維新の面白さが伝わるのか?」というところです。この方の作品は会話の駆け引き、言葉遣いの巧みさが全てですので、そこをどうアニメで伝えているのかが、非常に興味があります。(全く違う作品に仕上げてもそれはそれで面白いかもしれませんね。)

 本シリーズ、本作で終わりかと思いきや、あと二話分あるそうです。本シリーズファンとしては次回作を待つ楽しみがまた増えてとてもうれしいです。

総合評価(S・A・B・C・D・Eの6段階評価):A


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タグ:書評 偽物語
posted by taka at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 西尾維新 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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