タイトル:俺はまだ本気出してないだけ
作者:青野春秋
出版元:小学館
その他:
あらすじ----------------------------------------------
いい歳こいて突然漫画家を目指し始めたおっさんと、彼を取り巻く“いい迷惑”な人々が織りなす哀愁コメディー! イキマン出身の俊英・青野春秋、鮮烈デビュー!!
感想--------------------------------------------------
「このマンガがすごい! 2009
40で会社を辞めて漫画家を目指し始めたシズオ。娘や父親を巻き込みながら哀愁漂うコメディーが展開されるー。
個人的には読む前と感想はあまり変わりません。その後の展開が妙に気になる本です。40を過ぎて脱サラして漫画家をマジで目指すシズオ。娘に見守られ、父親に心配されるその姿は滑稽であり、哀愁が漂います。常に周囲に迷惑をかけながら、でもどこか憎めないそのキャラがいい感じです。努力・根性の果てに成功、勝利する物語が昨今、とても多いですが、そんな話に飽きてきた人たちには超お勧めです。「聖☆おにいさん
やりたいこともなく何となく歳をとって、気づいたら取り返しのつかない歳になっていた・・・。本作の主人公:シズオみたいな人は、実は結構いるかと思います。そこで自分をなんとなく見つめ直して、やりたいことを見つけて迷いながらもその道をやり直していく・・・。いい歳をしたおっさんが若い男の子にこきつかわれながらバイトをしていくその姿は滑稽で無様ですが、どこか応援したくもなります。きっとヒーローものなんかよりも遥かに共感を覚える人も多いのではないでしょうか?
総合評価(S・A・B・C・D・Eの6段階評価):B
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