2008年01月13日

読書日記35:図書館戦争



タイトル:図書館戦争
作者:有川 浩
出版元:メディアワークス
その他:

あらすじ----------------------------------------------
───公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる法律として『メディア良化法』が成立・施行された現代。
超法規的検閲に対抗するため、立てよ図書館!狩られる本を、明日を守れ!
敵は合法国家機関。
相手にとって不足なし。
正義の味方、図書館を駆ける!


感想--------------------------------------------------
 有川浩さんの作品です。「塩の街」で電撃小説大賞を受賞している方です。本作品を初めとして、「図書館内乱」、「図書館危機」、「図書館革命」の四作からなる図書館シリーズで大ブレークしました。

 本作品を読んで、一番思ったことは、「こういうストーリーはどうやったら思いつくんだ?」ということです。図書館を防衛する”図書隊”と検閲を行なおうとする”良化委員会”の攻防。平和な公共施設が戦場となる―。(僕ならこんな恐ろしい図書館にはとても行けませんが・・・。)普通の人には思いつかない、この発想が本小説の肝であり、このストーリーを思いついた時点でこの作者の勝ちです。

 そして図書隊に配属された新人女性隊士・笠原を中心に繰り広げられる笑いあり、愛あり、涙ありの展開、笠原と上官の堂上や同僚の柴崎と繰り広げられるテンポの良い会話、一見奇抜な図書隊という制度をもっともらしく見せる背景設定の確かさなど、本当に素晴らしいです。

 本作品、分類としてはライトノベルになるかと思います。なので、割と若い人向けでしょうね。攻殻機動隊で有名なプロダクションI.Gによってアニメかもされるそうです。(2008年4月より放送予定)私はこの作品、とても気に入りました。後三冊も読む予定です。


総合評価(S・A・B・C・D・Eの6段階評価):S
posted by taka at 14:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 有川 浩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする